2026年6月17日 Vol467
提 供 日本漁船保険組合
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「海外漁業情報」では、海外で操業される漁業者の皆さんへ、操業上の注意事項や

国際会議の結果等をお知らせしています。

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北太平洋溯河性魚類委員会(NPAFC)第33回年次会合の結果について

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北太平洋のさけ・ます資源の保存を目的として、北緯33度以北の公海でのさけ・ます漁業の禁止
を主な内容とした「北太平洋における溯河性魚類の系群の保存のための条約」が1993年に発効し、
我が国のほか、アメリカ、カナダ、ロシア、韓国が、この条約に加盟しています。例年、この条約
に基づく「北太平洋溯河性魚類委員会(NPAFC)」の年次会合が開催されており、本年の第33回
年次会合は、5月11日から15日(現地時間)まで、カナダのバンクーバー市で開催されました。

年次会合では、条約水域における取締活動やさけ・ます資源に関する科学調査協力について議論
しています。

取締分野の会議では、2025年における加盟各国のさけ・ます資源の違法操業の取締実績について
報告が行われました。
加盟国による取締活動は、取締船でのべ235日、航空機でのべ332時間以上実施されました。

科学調査分野の会議では、北太平洋におけるさけ・ます資源に関する調査活動について各国から
報告が行われ、2025年の北太平洋のさけ・ます商業漁獲量は74.5万トンとなり、漁獲尾数では
4.3億尾となったことが示されました。このうち、カラフトマスの漁獲量は39.9万トンと全体の
54%を占め、次いでベニザケの漁獲量は16.6万トンで全体の22%、シロザケの漁獲量は15.7万
トンで全体の21%を占めています。
2025年のアジア側におけるさけ・ますの商業漁獲量は35.9万トンで1992年以来4番目に少ない
水準でしたが、2024年と比べて17%の増加となりました。また、アジア側における2025年の
カラフトマスの漁獲量は22.1万トンで、2023年の漁獲量より54%減少し、2015年から始まった
奇数年の漁獲増加傾向から変化しました。アジア側におけるシロザケの漁獲量も2015年以降減少
を続けており、2025年の漁獲量は8.6万トンで、1973年以降最低水準となったこと等が報告され
ました。
2026年には、ベーリング海、北太平洋西部及び中央部、オホーツク海、アラスカ湾西部で研究
調査が予定され、回遊時期、資源状態、分布、生残率、資源評価、海洋条件などを調査します。

次回の第34回年次会合はカナダのナナイモ市で開催される予定です。

水産庁国際課

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