2025年6月9日 Vol451
提 供 日本漁船保険組合
■□■□━━━━━━━━「海外漁業情報」━━━━━━━━■□■□
「海外漁業情報」では、海外で操業される漁業者の皆さんへ、操業上の注意事項や
国際会議の結果等をお知らせしています。
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日ロさけます漁業交渉の結果について
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去る3月10日から3月13日まで「日ロ漁業合同委員会第41回会議」が、3月10日から3月14日まで
「ロシア連邦の200海里水域における日本国の漁船によるロシア系さけ・ますの2025年における
漁獲に関する日ロ政府間協議」がウェブ会議で開催され、2025年の日本200海里水域及び
ロシア200海里水域における我が国漁船によるロシア系さけ・ますの漁獲量等の操業条件等
について妥結しましたのでお知らせいたします。
今回の会議には日本側からは橋水産庁増殖推進部長ほか、外務省、水産庁、北海道庁及び
関係する漁業団体の関係者、ロシア側からはヤコヴレフ連邦漁業庁副長官ほか、外務省、
連邦漁業庁等の関係者が出席しました。
協議の結果、2025年の操業条件等について、以下の内容で妥結しました。
1 日本200海里水域分(「日ロ漁業合同委員会」)
(1)漁獲量(前年同)
からふとます、べにざけ、ぎんざけ、ますのすけ 計1,550トン
(べにざけ、ぎんざけ、ますのすけについては、3種合わせて1隻当たり1トン以内とする。)
しろざけ 500トン
合計2,050トン
(2)機材供与(前年同)
1.8億円〜3億13万円の範囲で漁獲実績に応じて決定。
2 ロシア200海里水域分(「日ロ政府間協議」)
(1)漁法等
曳き網(ひきあみ)による採算性の向上を目的とした試験的な操業(1隻)
(2)漁獲割当量
べにざけ:10トン(前年同)
しろざけ:21トン(前年20トン)
からふとます:90トン(前年同)
ぎんざけ:3トン(前年同)
ますのすけ:1トン(前年2トン)
合計:125トン(前年同)
(3)入漁料
2,500万円(前年同)
(4)操業期間
2025年6月1日から7月31日までの期間のうち、36日(前年同)
水産庁国際課
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