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シチメンチョウのお話

 
 本日のテーマはクリスマスには欠かせない鳥、シチメンチョウのお話です。

 イブの晩餐ともなれば、テーブルの真ん中には大きなシチメンチョウの丸焼きが置かれるのがおなじみの光景…なのですが、これは欧米での話。このシチメンチョウという鳥、私たち日本人にとっては余りなじみがない存在ですよね。
 動物園でしか見たことがないし、ましてやその肉を食べたことなどないという方も多いかも知れません。

 シチメンチョウは、キジの仲間で北アメリカ原産の鳥。ヨーロッパではクリスマス料理の定番ですが、生まれ故郷でもあるアメリカでは、クリスマスの他に11月の感謝祭でも料理の主役を務めることが多いようです。

 皆さんがシチメンチョウと聞いて思い浮かべる「羽根の黒い鳥」はブロンズ種という青銅色の羽根が特徴の品種で、他にも身体の真っ白な白色オランダ種など品種改良の結果、世界中で様々な品種が飼われています。

 英語ではターキー(turkey)と呼ばれているシチメンチョウ、その最大の特徴は日本で「七面鳥」と呼ばれる原因となった、その顔、頭部でしょう。体毛がなく皮膚がむき出しになったその頭部は、赤くなったり青くなったりと色が変わることで有名です。

 ちなみにこのシチメンチョウ、実は数こそ少ないものの日本国内でも肉用に飼われているところがあるのです。北海道の滝上町や、石川県の輪島市、高知県の中土佐町などには七面鳥の生産組合があり、組合員がそれぞれの農場で飼育に取り組んでいます。
 クリスマスシーズンともなると日本中のホテルやレストランをはじめ常連客から注文が殺到し、まさに今の時期は出荷にてんてこまいの状態だそうです。
 



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