農畜産業振興機構の機関紙「野菜情報」6月号の「産地紹介:和歌山県 JAわかやま―さわやかな辛さが自慢の新しょうが」という記事によりますと、
JAわかやま管内は大阪という大市場を控えて都市近郊型の農業が営まれており、大正時代から始まった管内のしょうが栽培は、現在約35haの栽培面積があるといいます。作型はハウス加温が11~12月定植・5~6月収穫、ハウス無加温が1~3月定植・6月下旬収穫、路地栽培4月定植・9月から10月収穫の3体系があり、収穫は引抜くのが重労働のため、最近は収穫機を使っているそうです。新しょうがは鮮度がいのち、で見た目も大事。白く無傷であることが必要で、良く水洗いし綺麗にしてから出荷されます。
 JAでは平成12年からは新生姜生産販売連絡協議会が発足し、この協議会が5月から10月までの間の出荷量などを産地間で調整することから、計画的な出荷体制がとれるようになったといいます。

 詳しくは農畜産業振興機構の機関紙「野菜情報」6月号をご覧ください。