JC総研REPORT春号『食育ソムリエNOW「深化する食育 食育ソムリエがつくるファーマーズマーケットの魅力」』によりますと、近年はファーマーズマーケットは地場の農産物を販売するだけでなく、生産者と消費者を結ぶ役割も期待されてきているということです。2014年11月に埼玉県狭山市に開設されたJAあきる野の大型店舗「あぐれっしゅげんき村」では、3人の女性食育ソムリエが大活躍しているといいます。
 食育というと学校給食などの子供向けの企画が浮かびますが、げんき村では来店者のニーズに合わせた地場特産の狭山茶はもちろんのこと、サトイモなどの特産品についても特徴を生かしたレシピの開発、季節感のある売り場の演出、食の場面に応じた提案などを行っており、地域文化の発信拠点ともなっているといいます。3人のアイデアは随所に生かされ、豊富なポップやパンフレット、デスプレイを活用・工夫して、生産者と消費者を巻き込んだ広範なものになっており、ファーマーズマーケットのお客さんを飽きさせない工夫を行っているということです。

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