農畜産業振興機構の機関紙「野菜情報」6月号では「今月の野菜 需給動向 
しょうが」という特集記事では和食に欠かせない付合せ「しょうが」を紹介しています。
しょうがは3世紀にはすでに日本に渡来していたそうで、根塊の大きさのほか、栽培・収穫法の差により、根しょうが、
矢しょうが、葉しょうがに分類されます。
根しょうがは収穫直後の白いものを新しょうが、2カ月以上貯蔵したものをひねしょうが、矢しょうがは収穫時に葉を
落としたもの、葉しょうがは小さな根のうちに味噌などをつけて食べるもの言い、谷中しょうががこれにあたります。
 平成26年度の全国の作付面積は1870ha(生産量3万9100t)、高知、千葉、熊本各県で作付けが多く、出荷
量では高知、熊本、鹿児島の各県が上位を占めます。品種はほとんどが土佐1号で、大阪・東京とも5~9月の夏
期に入荷が増え、輸入は、生では中国産が周年的に入荷し、酢漬けや紅しょうがなどの加工品はタイ産・中国産が
多くなっています。生ものの全国平均価格は1s当たり633円と比較的安定しているとか。 
    

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