今月の農林水産省の広報誌「aff」では、「野生鳥獣と向き合う」というテーマで特集が組まれています。
この記事によりますと鳥獣による農作物への被害額は年間およそ200億円にもなるそうで、この原因はいろいろありますが、ひとつには野生鳥獣が増えすぎたことがあげられます。
そしてその原因のひとつが狩猟をする人が少なくなったことがあるそうです。
 鳥獣による農作物の被害を受ける地域の人口が減ったことも原因のひとつですが、狩猟をする人が減って野生鳥獣は野放し状態ということでしょうか。野生鳥獣から農作物を守るための防護柵や電気牧柵も利用されていますが、それ以上に野生鳥獣が増えているということでしょう。
 この、特集を読むと狩猟をする人を養成する事業などもあるそうですが、昔話に出てくるような「猟師」のことも書いてありました。
 今はもういないのですが、昔は野生鳥獣を狩猟することを生業にしていた「マタギ」という人たちがいました。
このことについても書かれていて、秋田県の八木沢集落の佐藤さんという方が、マタギだった父親のことなど興味深いお話になっています。


詳しくは農林水産省の広報誌「aff」12月号をご覧ください。